喜寿祝い専門店|プレゼント・贈り物に喜ばれる喜寿ギフト

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喜寿の発祥や意味、様々な業界で活躍する77歳で現役の偉業者たち、喜寿のまつわる詠草から現代との違いまで、ちょっとした豆知識を本ページではご紹介しています。お祝いの際に披露してみては?

ななそぢに七つあまれる喜びは/あらたなる御世にあへるなりけり

喜寿はとても珍しくも喜ばしいこと

江戸時代の国学者、大国隆正による喜寿の詠草(えいそう:和歌をよんで紙に書いたもの。和歌の草稿。)に「ななそぢに七つあまれる喜びは/あらたなる御世にあへるなりけり」とあります。

意味は、ななぞぢ(七十路)と7歳、つまり喜寿を迎えるくらいの長寿とは、新しい天皇の治世が見れる程であり、とても珍しくも喜ばしいこと、と読んでいるのです。

まだまだ元気な77歳

江戸時代の平均年齢は40歳程度でしたから、現代で表現を擬えるなら100歳くらいの意味にも取れるのではないでしょうか。77歳はまだまだ元気な方が多いです。新たなる出会い、門出として長寿大国ニッポンの喜寿をお祝いしましょう。

喜寿は、江戸時代以降広く普及した

喜寿の祝いは平安時代以前にはなく、室町時代の末期ごろから行われるように。

還暦、古希は中国の儒教からの流れで日本に流行しましたが、喜寿は日本発祥の行事。他の年祝いと同じく祝宴が催されます。

神奈川県秦野(はだの)地方では77歳の7月7日に火吹き竹をつくって火事厄(よ)けのまじないとする風習があります。火災が発生したの時にこの火吹き竹で火を吹き返すというおまじないです。

喜寿のお祝いに紅白の一升餅

また、長野県(信州)の諏訪(すわ)地方では羽織・着物・杖(つえ)などを贈ってお祝いをします。祝われる家では紅白の餅(もち)に喜の字を記して配ったりします。

高齢者の可能性を示した77歳、喜寿たちの偉業

77歳といえば、隠居生活のイメージしか浮かびませんが、それでもまだまだ現役の方々もいらっしゃいます。

宇宙飛行士

ジョン・ハーシェル・グレン

1998年10月、スペースシャトルのディスカバリー号に乗って宇宙に9日間も対座したジョン・ハーシェル・グレンさんは、この時なんと77歳の喜寿でした。これは宇宙飛行の最年長記録でもあり、高齢者の可能性を示したと評されました。翌年、クリーブランドのNASAの「ルイス研究センター」は、彼を記念して「ジョン・H・グレン研究センター」に名称が変更されました。
(写真:©Wikipedia)

単独で世界一周レース

ヨットマン斉藤実

世界的なヨットマンの斉藤実さんは、2008年9月から2011年9月にかけて、向かい風と潮の流れの影響で難易度が高いとされる「西回りコース」の単独世界一周に成功しました。愛艇の「酒呑童子 II世(しゅてんどうじ にせい)」と共に横浜港に帰還した時は、なんと77歳。現在も毎日の筋力トレーニングを欠かさないという斉藤さんは、77歳の喜寿という年齢を全く感じさせないほどの頑強な肉体と精神がみなぎっています。人の挑戦に年齢はまったく関係ないことを斉藤さんは証明してくれました。次のチャレンジは「80歳までにまだ行ったことのない北海を抜けていくコースに挑戦したい」と意気軒高だそうです。
(写真:©http://www.saito8.com/)